5/16(金)-5/18(日) SUPER-KIKI SHOP ポップアップ「不純のユートピア」at BONUS TRACK(下北沢)

5/16(金)-5/18(日) SUPER-KIKI SHOP ポップアップ「不純のユートピア」at BONUS TRACK(下北沢)

5月16日(金)から18日(日)まで、下北沢BONUS TRACKにて、SUPER-KIKI SHOPのPOP UPイベント「不純のユートピア」を開催します。

古着のアップサイクルアイテムの販売からワークショップまでぎゅっと詰まった3日間です。私たちはどんな姿にだってなれる。単純なものだけを望むこの世界に抗い、共存の希望を探し出すために。ぜひ、遊びに来てください。

「不純のユートピア」イベント概要

“政治的衣服” SUPER-KIKI SHOP ポップアップ
at BONUS T
RACK

不純のユートピア

5/16 Fri. 11:00-20:00
5/17 Sat.11:00-21:00
5/18 Sun.11:00-20:00

下北沢 BONUS TRACK ギャラリー
世田谷区代田 2-36-15

 

日常アイテムやアップサイクルアイテムの販売

クィア・フェミニズムや抑圧からの解放を目指すメッセージをデザインしたTシャツやトートバッグなど日常使いができるアイテムから、古着アップサイクルの一点ものの販売まで。

ワークショップ「ハギレであみあみメッセージミサンガをつくろう!」

作り方をまわりの人と共有しながら、端切れとメッセージリボンで叶えたい願いを込めたミサンガを編みましょう。ポップアップ会場内で開催します。

日時:5月16日(金)〜18日(日) 12:00-18:00
参加費:
500円〜投げ銭をお願いします

材料費を抜いた売上の半額を、紛争地域の女性と子ども支援、パレスチナ支援、LGBTQユース支援へ寄付します。(寄付先は当日掲示いたします。)


リボンのメッセージはこちらからお選びいただけます。

LIBERATION
NO PRIDE IN GENOCIDE
END RACISM
END SEXISM
END WAR
CLIMATE JUSTICE
DECOLONIZATION
DREAM & HOPE
Feed People Not War

※材料がなくなり次第終了します。満員の場合はお待ちいただく場合があります。

アーティスト super-KIKIがコンセプト
「不純のユートピア 」に込めた想い

 「生産性」を求められるわたしたちの世界では、もはや真実が何なのかは重要ではなくなってしまった。それを追い求めることは「生産的ではない」。つまりコスパが悪いとみなされたのだ。

AIの技術は非常に複雑に発達し、手軽に美しく、リアルに、エモーショナルな風景を描き出すことに成功した。(わたしたちの住む、リアルな土地を破壊することと同時に。)しかし社会のシステムは逆に、より単純に、より解像度を低く、私たちをカテゴライズし管理しようとしてはいないだろうか。

「純粋で、強くて美しくて優秀で、生産性の高い」単純なものだけを望むこの世界では、わたしたちはきっと「化け物」だ。化け物/妖怪/魔女/サイボーグ…そう、わたしたちの存在は複雑でやっかいで、簡単にはわかりあうことはできないだろう。けれど、わたしの、あなたの存在の複雑さはまぎれもなく真実であり、誰にも否定することなどできない。

そしてこれからも、わたしたちはあらゆるかたちに変化し続ける。誰かを排除し続ける大きなものから変えられる前に。そう、どんな姿にだってなれるのだ。

新しい物語を生きる、わたしたちのからだを作り出そう。「異質」なわたしたちがこのディストピアをジャックし、その複雑さをまた世界に描き出す。奇妙で不純なわたしたちの姿に目を凝らし、あなたはなんであるか、わたしはどうであるのか、お互いの共存の希望を、このからだで語り合ってさがそう。

 

about SUPER-KIKI  SHOP

2011年の原発事故をきっかけに不均衡な社会の暴力性に関心を寄せ、表現物をクラフトしてきたsuper-KIKIをデザイナーとして稼動するプロジェクト。オリジナルのグラフィックを用いた衣服や布パッチ、ステッカーなどの身につけるものを主にアップサイクルで制作、販売、ワークショップなどで手法を共有している。疲弊した社会で持続的に声を上げ、存在をかき消されないための抵抗の方法を探る。

super-KIKI(デザイナー):2011年より路上デモに参加しながら社会に対する疑問やメッセージを、ぬいぐるみでできた横断幕やネオンサイン風ステンシルのプラカード、衣服などをDIYで制作し表現する。フェミニストゲーマーのミーティングや、政治的メッセージを刷るシルクスクリーンワークショップなども展開。自身のケアと性表現の探求からinstagramでセルフィーの投稿もする。バーンアウトの経験から、日常的にいかに無理しない形で持続的に声をあげられるかを模索し、身に付けられる政治的アイテムを日々制作中。

FRAGEN(運営):FRAGENとは、ドイツ語で“問うこと”。社会のなかで、考え行動しつづけるためにみなさんと伴走する会社です。Webキャンペーンや広報、ブランディング、イベントコーディネートが得意。主な活動フィールドは、政治、哲学、アクティビズム、カルチャー。上映会やフェミニズム読書会、勉強会や音楽パーティなども主催している。

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