About SUPER-KIKI SHOP

SUPER-KIKI SHOP プロフィール

2011年の原発事故をきっかけに不均衡な社会の暴力性に関心を寄せ、表現物をクラフトしてきたsuper-KIKIをデザイナーとして稼動するプロジェクト。オリジナルのグラフィックを用いた衣服や布パッチ、ステッカーなどの身につけるものを主にアップサイクルで制作、販売、ワークショップなどで手法を共有している。疲弊した社会で持続的に声を上げ、存在をかき消されないための抵抗の方法を探る。

super-KIKI(デザイナー)
2011年より路上デモに参加しながら社会に対する疑問やメッセージを、ぬいぐるみでできた横断幕やネオンサイン風ステンシルのプラカード、衣服などをDIYで制作し表現する。フェミニストゲーマーのミーティングや、政治的メッセージを刷るシルクスクリーンワークショップなども展開。自身のケアと性表現の探求からinstagramでセルフィーの投稿もする。バーンアウトの経験から、日常的にいかに無理しない形で持続的に声をあげられるかを模索し、身に付けられる政治的アイテムを日々制作中。

CONCEPT

“政治的衣服” SUPER-KIKI プロジェクトは、2011年、シルクスクリーンの家庭用印刷機でTシャツを作ることから始まった。原発問題をより広く共有し、多くの人と考えるためだった。

表現し、ものを作ること。 それはわたしの生きる喜びであると同時に、その欲望が上下左右どこへ向かうのかを認識しなければ、体制に組み込まれるか周縁化されるかのどちらかである。 無数の権力の網目は今日も頭上から降り注ぎ、わたしたちの髪の毛に張りつき、長く呼吸をするたびに、気管を通って肺を、手足を口を、コントロールする。 わたしはそれがどこからきて、何でできているのかを知りたい。

もはや身体に組み込まれ一部になってしまったこのまとわりつくぬかるみを見つめ、そこから自由になりたいともがくその抵抗こそ、紛れもなくわたしの意思であるということが実感できるからだ。ない ものにされないために。声を出せなくても、あなたがそこにいることが抵抗であり意思であることを世に知らせるために。 

play, cross, disturb, その思想を身にまとい、この世を遊び、横断し、掻き乱せ!